SSCG-B

防音製品のパイオニアがつくる、新しいかたち。

SSFW(G)シリーズやSSRW-A1OMなど、優れた防音性能と換気性能の両立に加え、さらに建物に調和する意匠性をプラスしてフラッグシップモデルを作り続けてきたユニックス。

防音製品のパイオ二ア、ユニックスの新たな防音型換気口「SSCG-B」は、高い機能をこれまでにないかたちで提案します。防音型換気口は、防音性能と換気性能の両方を確保するために一定量の大きさを必要としますが、これまでの換気口は縦方向に長く設計し、開口を底部に設けるタイプが主流でした。しかし、近年のマンションでは眺望や採光性に優れたハイサッシの採用などにより、限られたスペース内でも設置できる換気口が求められています。さらに、インナーバルコニーなどに設置する際は、気流がバルコニー内に留まらずに排気できる製品が望まれています。

ユニックスの新防音型換気口SSCG-Bは、限られた設置スペースでも防音製品がご利用いただけるよう、高さを抑えた今までにない横型のデザインを採用しています。また、開口を換気口の正面下部に設けたことで、気流のスムーズな前方向への吹き出しを可能にしました。SSCG-Bは、外風の影響を受けても排気効率が低下しにくいため、高層マンションなどにも適しています。

換気性能、防音性能、ドレン対策、全てをかなえた新構造。

これまで、防音型換気口を設計する際には、開口を製品の正面に設けると通気距離が短くなり、防音性能を確保するのが難しくなると考えられていました。また、従来限られたスペース内に多くの吸音材を使うと、防音性能は高まっても換気性能が低下してしまう問題が生じていました。しかしSSCG-Bでは気流解析と試作品における実験を繰り返す中で、カバー内に2重に施した吸音材に一定の空間を設けながら、吸音材の形状とその設置方法を工夫することで、防音性能を保ちながら換気性能を向上させるユニックス独自の構造開発に成功しました。吸音材には防音製品のスタンダードSSRW-A10M等で実績のあるポリエステル繊維吸音材を採用し、効率的に防音性能の向上を実現させています。

SSCG-Bはバルコニーや共用廊下の上部に設置されることを想定し、製品下部にドレン(結露水)を一旦貯めて自然乾燥させる機能を標準装備しています。また、メンテナンス性も考慮し、ネジの頭が六角形状のアプセットボルトを採用し、従来のプラスドライバーによるカバー脱着に加え、袖壁付近に設置した場合でも、スパナなどの工具によって製品正面から容易に取り付け、取り外しができるようになっています。

SSCG-B
SSCG-B
  • ドレン対策
  • 横ガラリ
SSCG-BDSP
SSCG-BDSP
  • ドレン対策
  • 横ガラリ 防火ダンパー