室内汚れについて

Subject 6

給気口のタイプや設置箇所で変化する、
室内汚れの問題

現在の給気口の多くは、冬場の冷気が直接人に当たることを防ぐため、給気口前面に稼働するフェイスを設けて気流を拡散させる構造を持っています。一方でこの構造は、室内の壁や天井に汚れを招く原因にもなっています。また、給気口の設置箇所によっては、取り込んだ外気の気流が壁・天井をはじめカーテンや家具に接触し汚れが発生する場合もあります。ユニックスでは気流コントロールの研究を重ね、製品改良や新製品を通して室内汚れの対策に取り組んでいます。

室内に生じる換気に関する汚れの例（イメージ）

「室内汚れ」対応製品

室内汚れに考慮した機能性・使いやすさ・デザイン性を兼備

気流解析ソフトを用いたシミュレーションや、光造形モデルによる気流可視試験を繰り返し、室内における気流にこだわり開発した「PRPシリーズ」。フェイス裏面にはスムーズな気流を生み出すフォルムを採用し、さらに独自の乱流防止板を設けることで、取り入れた空気が壁面に沿わず、斜め前方向に放出される気流を実現しました。

また、フェイス一体型の機構部に、360度自由に方向設定が行える「風向きコントローラー」を加えたモデルを設定。近年、増加の傾向にある、給気口を壁際や天井に近い位置に設置するケースでも、給気口に近い面に気流が当たる状況を回避し、汚れ軽減に貢献します。