風について
排気を妨げ、換気バランスにも
影響を与える外風
風が換気に与える影響は小さくありません。外風が強く吹くと排気が吹き出しにくくなり、一時的に排気ができなくなることがあります。一方、給気時には必要以上に外気が入り込み、換気バランスを乱すことがあります。このため、外風の影響を受けやすい場所に換気口を設置する際には、開口部が開放されていない「外風対策」タイプの選定が必要です。さらに高層物件では、製品内部にベルマウスを設けた製品やチャンバーを用いた軒天井設置タイプなどを選定することで、外風による排気効率の低下が抑えられます。また、強風による外気の逆流を防ぐには、逆風止ダンパーや同ダンパーを装備した換気口が効果的です。給気時の強風対策用として過給気防止レジスターもご用意しています。
「風」対応製品
八角形ベルマウスが排気効率の低下を抑制
換気口内部に独自の八角形ベルマウスを設けることで、外風による排気効率の低下を抑える構造を採用しています。設置環境を想定したリアルなシミュレーションを繰り返して開発した製品です。
チャンバー方式で外風の影響を軽減化
外風の影響を受けやすい建物においても安定した換気品質を保てるよう、チャンバー方式を採用。高層物件の強風対策などにも有効です。
室内への風の侵入を逆風止ダンパーで抑制
チャッキダンパーにより室内への外風の侵入を抑えることが可能です。用途に合わせて、逆風止ダンパー単体製品と逆風止ダンパー付製品をご用意しています。
外気給気量の調整で、室内空気環境を維持
常時（24時間）換気システムでは、強風などで過給気が生じると室内空気環境のバランスに悪影響が生じます。開口スペースを自動調整する「コントロール羽根」により、設定した給気量を維持し、この問題を改善します。
音について
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