結露について
環境・条件に応じ、
結露に対処できる換気口選びを
結露というと冬場に発生するイメージが強いものの、空気の温度と湿度の変化によって起こるため、冬に限らず夏場に発生することも珍しくありません。ライフスタイルが多様化する中、自然現象として生じる結露そのものを無くすことは困難ですが、ユニックスでは屋外用・室内用製品ともに結露を筐体内に一旦貯めて自然乾燥させるタイプの対応製品をラインナップしています。
結露の発生要因
空気がこれ以上水蒸気を含むことができない飽和状態になった時の空気の温度を露点と言います。この露点より温度が下がると、空気中にあった水蒸気が液体（水滴）となって温度の低い「物」の表面に付着し、結露が発生します。
- 冬
- 例：室内の温度25°C・湿度(相対湿度) 50%の環境では露点は約14°Cになるため、外気温が低くなり露点を下回ると結露が発生します。
- 夏
- 例：屋外の温度30°C・湿度(相対湿度) 70%の環境では露点は約24°Cになるため、室内温度を冷房などで低くすると露点を下回り結露が発生します。
「結露」対応製品
結露水を誘導・貯水する独自構造を採用
業界初採用の斜めガラリにより、結露水を確実にキャッチタンクに誘導・貯水する構造を備えます（SCG-Y）。また、差込部に取り付けた止水リングにより結露水の漏れを防ぎます。
結露対策の工夫を凝らした、軒天井用
整流板のスリットおよびカバー外周の溝で結露水を誘導し、カバー内に一旦貯水することで自然乾燥させる仕組みを備えます。また、差込部の止水リングがダクト内に発生するドレンの漏れを防ぎます。
防音製品にも結露対策製品をラインナップ
防音性能と省スペース性を兼備しつつ、製品下部に結露水を一旦貯めて自然乾燥させる構造を採用(SSCG-Bシリーズ)。
結露水を貯めるドレントレイと結露水の漏れを防ぐ止水リングを装備しています(SSFW/SSFGシリーズ)。
結露対策をプラスした、室内用レジスター
止水パッキンと止水板により、給気口内で発生した結露水をレジスター内に一旦貯める構造を採用。季節を問わずに発生する結露水に起因する室内の汚れが抑えられます。
屋外汚れについて
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